2021年6月26日

【 市場の先食い 】
2019年と2020年~2021年を比較すると主要ポータルサイトのWEB反響数は「過去最高レベル」でした。また、「購入検討者への購入時期調査」によると以下の結果がでました。
「反響数推移」と「購入検討者への購入時期調査」から不動産市場は「 先食い 」状態にあり、2年以内の住宅購入検討者の人数は半数近く減少することが予測されます。
【 ワクチン接種の普及 】
日本でも高齢者だけでなく、企業や大学等で職域単位での接種も開始しており、厚生労働省の推進により、接種の更なる加速も図られていきます。それにより「在宅期間の減少」が起こることは明白で、不動産バブルのきっかけとなった「ステイホーム」状況は解消され、住宅購入検討者は減少することが予測されます。
【 人に接触したくない心理 】
ボストンコンサルティンググループの分析では以下のことが分かっています。
・「対面面談の利用意向」は感染拡大前から2割~3割低下している。
・デジタルとリモートの対応意向は3割近く増加している。
そして、これらの状況は「益々顕著になっていく」ということです。
これら3点から分かる通り、不動産市場は「 激変 」することが予想されます。但し、業界筋からの推測論になりますので慎重にご判断ください。