不動産ニュース12月号

 年の瀬が迫り、今年も残りわずかとなってまいりました。
不動産業界の1年間を振り返ると、分譲マンション価格が高騰し、エネルギーや原材料費の値段が上がり建設コストが跳ね上がりました。賃上げ機運が盛り上がり、人手不足に伴い人材確保の面からも賃上げを押し上げました。コロナが明けてからは、オフィス市況が回復傾向に向かい空室率の低下と共に賃料が上昇トレンドに突入。緩やかな経済回復を受けて総じてインフレ状態に見舞われましたが、昔からよく言われるように不動産という商品はインフレ経済に強いです。経済が拡充し、賃上げが今後も続くようであれば、インフレ耐性が強まり、不動産市場にとってはプラスに働くようです。